これぞ日本の「秋の風景」
関西ローカル路線で行く紅葉巡りへ
鉄道で旅に出かけましょう!
こんにちは!雨男です!
いつも「雨男が行く鉄道旅」を
読んでくださりありがとうございます(^^)
今回の鉄道旅は
「2024年 紅葉巡りの旅」として
兵庫県西脇市に位置する
JR加古川線「日本へそ公園駅」より
見頃を迎えた紅葉風景をお届けします!
美しい紅葉風景を求めて
関西ローカル線の秘境駅へ、
それでは鉄道で旅に出かけましょう(^^)
2024年 紅葉巡りの旅
〜兵庫県 日本へそ公園駅〜
●日本へそ公園駅について
それでは旅を始めるにあたり、
まずは「日本へそ公園駅」について
皆さんに紹介していこうと思います!
今回紹介する「日本へそ公園駅」は
「兵庫県西脇市上比延町」に位置する
JR加古川線の駅となります!
歴史を遡ると、
JR加古川線「加古川ー谷川」間が
全線開通したのは1924年のことです。
全線開通した当時は
この場所に駅はありませんでしたが
開通から約60年後の1985年、
当初はイベント時における臨時駅として
「日本へそ公園駅」が営業を開始し、
それから2年後の1987年、
臨時駅から通年営業の駅へと昇格し
現在に至ることになります。
日本へそ公園駅に停車する125系
ところで、この珍しい駅名は
「日本へそ公園」という総合公園の
園内に駅があることに由来していますが
今回の旅の舞台となる兵庫県西脇市は
「日本標準時」の基準となる
標準時子午線(東経135度)が通る場所であり
さらに、北緯35度線と市内で交差し
日本列島のほぼ中央に位置することから
「日本のへそ」とも呼ばれています!
それではいったい、
西脇市のどこで東経135度(標準時子午線)と
北緯35度が交差するでしょうか??
読者の皆さんも
そろそろお気付きになったでしょう(^^)
その交差点となる場所こそ、
駅がある「日本へそ公園」です!
実際に、公園内には
「平成のへそ」「大正のへそ」と呼ばれる
2つの経緯度交差点が存在しており、
この場所に
「地球の交差点」が存在することを
身近に体験することができますよ(^^)
日本へそ公園「経緯度交差点」
平成のへそ
大正のへそ
ちなみに、、
大正時代に計測された「大正のへそ」と、
GPSによって計測された「平成のへそ」の
誤差はなんと僅か400mほど。
人工衛星によるGPS測量と
ほぼ同じ精度で経緯度交差点を調べた
大正時代の測量技術に驚きですね!
そんな「日本へそ公園」は
日本列島の中心部に近い
「へそ」となる場所に存在する公園であり
「日本のへそ」に設置された
この「日本へそ公園駅」もまた、
日本の真ん中に存在する駅と言えます!
これだけでも鉄道で
訪れる価値は十分にありますよ!
少し説明が長くなりましたが、
以上が「日本へそ公園駅」についての
紹介となります!
それでは、お待たせしました!
ここから先は「日本へそ公園駅」より
西脇市の美しい紅葉風景を紹介します!
今回紹介するのは
「西林寺」と「日本へそ公園」の
2つの紅葉スポットとなります🍁
知る人ぞ知る隠れた名所、
「日本のへそ」となる場所を彩る
秋の風景をお楽しみください(^^)
兵庫県西脇市「日本へそ公園駅」より
〜秋の紅葉風景 2024〜
●西林寺(あじさい寺)
西林寺参道より
西林寺「鐘楼」
西林寺「本堂」
まず最初の場所となる
「西林寺」の風景はいかがでしょうか??
こちらの西林寺は
四季折々の「花の風景」が楽しめる場所
として知られているそうで、
特に初夏に咲く紫陽花の季節には
境内の「あじさい園」に植生する
数万本の紫陽花が一斉に咲き誇ることから
別名「あじさい寺」とも
呼ばれているそうです!
そんな自然豊かな西林寺は
「日本へそ公園駅」から徒歩約25分と
駅から離れた場所にあることや、
バスも運行されてないので
JR加古川線を利用して駅に訪れた際は
少し長い距離を歩くことになります💧
しかしながら
春には桜、初夏はあじさい、
そして写真で紹介した秋の紅葉風景等、
都会の混雑から離れた場所で
四季折々の自然豊かな風景を楽しめる
まさに鉄道旅にぴったりの場所なので
「日本へそ公園駅」に訪れた際は
ぜひ立ち寄ってほしい場所の1つですよ(^^)
それでは続いて、
日本へそ公園駅がある
「日本へそ公園」の紅葉風景を紹介します
●日本へそ公園
冒頭でも紹介しましたが、
「日本へそ公園」は
東経135度・北緯35度の交差点であり、
「日本のへそ」を世間にアピールすべく
1983年に岡之山公園を拡張し誕生した
西脇市の総合公園となります!
にしわき経緯度地球科学館(テラ・ドーム)
宇宙っ子ランド
列車をイメージした「岡之山美術館」
園内には「経緯度交差点」の他、
宇宙や科学にちなんだ施設や遊具があり
子どもから大人まで楽しむことができます
そんな「日本のへそ」を
コンセプトにした総合公園である
「日本へそ公園」を彩る風景こそが
園内に南北約100mに渡って続く
「メタセコイアの並木道」となります!
それでは旅の最後を締めくくる
西陽に照らされた美しい並木道の様子を
お楽しみください(^^)
日本へそ公園より
〜メタセコイアの並木道〜
経緯度が交差する神秘の場所
これが「日本へそ公園」が誇る
メタセコイアの紅葉風景です!
並木道としての距離は短いですが、
知る人ぞ知る風景写真の撮影地として
紅葉シーズンには多くの写真家が
メタセコイアの撮影に訪れるそうですよ!
日本へそ公園駅に訪れた際はぜひ、
徒歩3分程で行ける「日本へそ公園」へ
足を運んでみましょう(^^)
それでは最後に、
園内の高台にある「平成のへそ」より
西脇市に沈み行く西陽と田園風景と共に、
関西屈指のローカル線と言われる
加古川線「日本へそ公園駅」を舞台とした
紅葉巡りの旅はこれにて終了です!
経緯度が交差する町
「日本のへそ」がある西脇市へ、
皆さんも鉄道で旅に出かけましょう(^^)
●最後に
関西ローカル路線で行く
「2024年 紅葉巡りの旅」は
いかがでしたか?
古き良き日本を象徴するような
「西林寺」の美しい紅葉風景、
そして
「日本へそ公園」で眺める
赤く染まるメタセコイアの並木道。
都会を離れ、静かな時間が流れる
「日本へそ公園駅」の紅葉風景は
どれをとっても素晴らしいの一言でした
さらに「日本へそ公園駅」は
日本鉄道駅の中でも「へそ」という
文字が付いた珍しい駅名をしており、
経緯度が交わる場所にある駅は
おそらく「日本へそ公園駅」だけなので
まさに鉄道旅の醍醐味を体験できます!
鉄道で訪れるのは少々大変ですが、
関西屈指のローカル路線とも言われる
加古川線で旅を楽しむならここですよ!
全線開通100周年を迎えた
JR加古川線で行く「日本へそ公園」、
鉄道で行くことのできる
地球の交差点「経緯度交差点」へ
ぜひ鉄道で旅に出かけてみましょう(^^)
それでは、
今回のブログはこれにて終了です!
ここまで読んでくださり
ありがとうございました!
引き続き、
「日本へそ公園駅」へのアクセスを
簡単にですが紹介します!
興味のある方は
良ければ参考程度にご覧ください!
●日本へそ公園駅アクセス
今回紹介した
加古川線「日本へそ公園駅」へは
JR神戸線「加古川駅」
加古川駅→日本へそ公園駅 (約1時間)
JR福知山駅「谷川」駅
谷川駅→日本へそ公園駅 (約20分)
神戸電鉄「粟生駅」
粟生駅→日本へそ公園駅 (約35分)
以上、それぞれの駅で
JR加古川線に乗車することで
訪れることができます!
前提として、、
日本へそ公園駅がある
加古川線「加古川ー谷川」間の
列車本数はかなり少なく、
また日本へそ公園駅では
ICOCA等の交通系ICカードが
一切使用できないので注意ですよ!
ちなみに、
大正時代に測定された「大正のへそ」が
日本へそ公園駅の少し北側にあります!
ふれあいトンネル
このトンネルを抜けた先にあるので
訪れた際はぜひ見に行ってみましょう!
観光情報
西林寺
http://ajisaikyoukai.com/sairinji/
日本へそ公園
西脇市
西脇市観光物産協会
https://www.nishiwaki-kanko.jp/guide/sightseeing/nihonhesokoen.html
●西林寺で出会ったご家族の皆さんへ
最後になりましたが、
実は今回の鉄道旅では
西林寺で知り合ったあるご家族の皆さんが
なんと見ず知らずの私を
西林寺から「日本へそ公園」まで
自家用車で送ってくださいました。
地元の人達の温かさに甘えつつ、
ほんとうに感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました(^^)