こんにちは!雨男です!
いつも「雨男が行く鉄道旅」を
読んでくださりありがとうございます(^^)
今回より、旅の思い出として
JR東日本「キュンパス」を使用した
東北鉄道旅シリーズをお届けします!
●キュンパスについて
「キュンパス」とは
JR東日本が期間限定で発売している
乗り放題切符となります!
正式名称は
旅せよ平日!
JR東日本たびキュン・早割パス
その名の通り、平日限定で
特急・新幹線を含めたJR東日本全線が
乗り放題という超お得な切符です!
気になるお値段は
1日乗り放題で1万円
2日間乗り放題で1万8000円と、
首都圏から信越・東北方面にかけての
日帰り旅行が1万円で行けるという
まさに夢が詰まった切符であり、
私も昨年に使用した際は
あまりの使い勝手の良さに
感動したことを覚えています(^^)
昨年使用したキュンパス2024
そんな神切符である
「キュンパス」が2月13日から
3月13日にかけて再び発売されたので、
今年も、一泊二日の東北鉄道旅を
全4回に渡って皆さんにお届けします!
それでは読者の皆さんも
写真で眺める東北鉄道旅へ出かけましょう!
キュンパスで行く!東北鉄道旅2025①
1日目
●東海道新幹線「のぞみ200号」
新大阪駅(6時00分)→東京駅(8時23分)
旅の始まりは新大阪駅です!
今年初の鉄道旅に期待を膨らませ、
まずは始発で東京駅へと向かいます!
新大阪駅
滋賀県の雪景色
朝日に輝くソーラーアーク (岐阜羽島駅付近)
浜名湖
富士山 (新富士駅付近)
終点 東京駅 (8時23分)
新大阪駅より約2時間半、
あっという間に東京駅に到着です!
さぁ、それでは東京駅より
今年も「キュンパス」を使用して
贅沢な東北鉄道旅を楽しみましょう!
●東北新幹線「はやぶさ301号」
東京駅(8時48分)→八戸駅(11時36分)
東北新幹線 東京駅(E5系)
深川めしを片手に、いざ東北地方へ!
荒川
小山駅付近
仙台市街地と仙台駅 (10時30分頃)
宮城県を抜け、岩手県へ!
新花巻〜盛岡 間
盛岡市街地と北上川 (11時10分頃)
東京駅から約3時間、
まずは青森県「八戸駅」に到着です!
日本三大駒「八幡駒」(八戸駅構内)
この先、
在来線ホームに移動して
「八戸線」に乗車しますが、
ここで八戸駅での
お得な情報を1つ紹介します!
新幹線
東西南北最極端「駅スタンプ」
現在、JR各社の企画として
東西南北最極端となる新幹線駅に
特別な駅スタンプが設置されており、
東北新幹線「八戸駅」は
日本における新幹線駅の
最東端となる駅にあたります!
3月末(予定)までの企画となりますが、
八戸駅で新幹線ホームの入場券を購入し
改札窓口でその旨を伝えると、
新幹線 最東端駅となる
八戸駅に訪れたことを記念した
来駅証明書を貰うことができるので、
八戸駅に訪れた際はぜひ、
旅の思い出に来駅証明書を入手し
記念スタンプを押しましょう!
*補足情報
最北端「新函館北斗駅」
最南端「鹿児島中央駅」
最西端「長崎駅」
●JR八戸線「普通 久慈行」
八戸駅(12時24分)→久慈駅(14時09分)
それでは、
これより八戸線に乗車して
まずは三陸海岸を南下します(^^)
普通「久慈行」キハE130系
JR八戸線について!
これから乗車する八戸線は
八戸駅(青森県)と久慈駅(岩手県)を結ぶ
JR東日本の路線です!
車窓風景の特徴としては、
三陸海岸の沿岸部を走行するので
車窓には美しい海岸線が広がりますが、
区間によっては都市部や田園部、
そして丘陵地帯と様々な景色の変化を
楽しむことができます!
また、市街地となる
「八戸駅〜鮫駅」の区間には
「うみねこレール八戸市内線」という
愛称が付けられており、八戸市内における
地域輸送を担う路線でもありますよ!
八戸市街地の風景
そんなJR八戸線は
東日本大震災では線路が流出する等、
各所で甚大な被害を受けましたが
翌年の3月17日に全線が復旧し、
JR東日本における被災在来線の中で
全線復旧第1号となった路線です!
被災地に復興の灯りをともした、
地元住民や観光の足となる八戸線を
今回は「海の景色」をメインに
八戸線の車窓を皆さんに紹介しますので
どうぞお楽しみください(^^)
八戸線ビュースポット①
鮫駅→大久喜駅「種差海岸」
まず最初のビュースポットとなるのが
鮫駅から大久喜駅まで続く
景勝地「種差海岸」の海岸線です!
鮫駅を過ぎると
まずは進行方向「左側」に
八戸市の観光地である蕪嶋神社、
そして、ウミネコの繁殖地として
国の天然記念物にも指定されている
「蕪島」の風景が広がります!
蕪嶋神社
「蕪島」と蕪嶋神社
写真の右下に見える
白い斑点がウミネコだと思われます!
そして、「蕪島」を過ぎると
美しい種差海岸の海岸線と
広大な太平洋の景色が車窓に広がります!
防風林から覗く海の景色も良きです!
種差海岸駅
大久喜駅を過ぎると
一度は海岸線を少し離れて進みます!
また、
途中の「階上駅→角の浜駅」間で
青森県から岩手県へと入りますよ!
列車は青森県から岩手県へ!
県境を越えた先の宿戸駅より
陸中中野駅までは再び美しい海岸線が
車窓いっぱいに広がります!
ところで、
宿戸駅を出た先の海岸には
とあるドラム缶が設置されていますが、
八戸線に乗車した際は
ぜひとも見てほしい光景ですので、
ここで少し紹介させていただきます!
宿戸駅→陸中八木駅
「復興メッセージ入りドラム缶」
宿戸駅を出た先にある海岸線には
メッセージの書かれた青いドラム缶が
海岸に設置されています!
このドラム缶については
東日本大震災から全線復旧した際に
地元住民の方々が制作した物であり、
復旧当時の初代ドラム缶には
「ありがとうJR」「新しいスタート」と
書かれていたそうです(^^)
ちなみに、現在設置されている
青いドラム缶は2代目ということで、
鉄道に未来を託すように
「夢をのせてJR」「笑顔溢れる未来」と
書かれていますよ!
地元住民の思いをのせて、
海岸線に設置されたドラム缶は
今日も八戸線の乗客を出迎えています!
八戸線に乗車した際はぜひ、
復興と未来の思いが詰まったドラム缶を
車窓から見つけてくださいね!
それでは再び、
八戸線の海景色をお楽しみください(^^)
八戸線ビュースポット②
宿戸駅→陸中中野駅
海が広がる「陸中八木駅」
陸中中野駅を過ぎると、
鮫駅より続いていた海の景色は終了です。
この先は内陸部へと進路を変え、
標高差のある丘陵地帯を進みながら
久慈駅へと列車は進みます!
国鉄貨車を改造した
「陸中夏井駅」の駅舎
山を抜け住宅地が広がると
間もなく終点「久慈駅」に到着です!
久慈川
終点「久慈駅」(14時09分)
八戸駅から約1時間40分、
八戸線の車窓風景はいかがでしたか?
のんびりと走る列車と
車窓に広がる「海の景色」は
鉄道旅の醍醐味とも言えるひと時です(^^)
もし乗車する機会がありましたら
皆さんもウミネコが舞う三陸海岸の風景を
お楽しみくださいね!
1日目の前半となる
東北鉄道旅①はここまでとなります!
読んでくださりありがとうございました(^^)
次回はこの「久慈駅」より
三陸鉄道に乗車して更に南下します!
この先、どのような旅をするのか?
もしお時間良ければ
続編となる東北鉄道旅2025②も
見てくださいね!
種差海岸(はちのへ観光物産サイト)
https://visithachinohe.com/spot/tanesashikaigan/