雨男が行く鉄道旅

~旅に出る日はいつも雨模様~

文明開化の音がする、あれから153年

 

昨日10月14日は「鉄道の日」

 

今から153年前の1872年10月14日、

日本で初めての鉄道路線が

「新橋ー横浜」間で開通しました。

 

営業が開始した当時の停車駅は

「新橋ー品川ー川崎ー鶴見ー神奈川ー横浜」、

 

所要時間は「新橋ー横浜」間を

ノンストップでおよそ53分と言われています。

 

 

ところで、鉄道が開業したのは

1872年(明治5年)10月14日とされていますが、

 

実はこの日は開業式典と共に、

明治天皇と関係者を乗せた「お召し列車」が

新橋ー横浜間を往復運転したのみとなり、

 

一般客を乗せての正式な営業開始日は

153年前のまさに今日、10月15日となります。

 

 

日本で初めて、一般客を乗せた

始発列車が汽笛を鳴らしてから153年、

 

日本の文明開化の象徴だった鉄道は

開業を境に日本全国へと路線を伸ばし、

 

今では「世界一」とも称される技術と共に、

私達の生活に欠かせない乗り物となりました。

 

もし、鉄道を見かけた際、

または乗車された際にお時間良ければ、

 

日本で初めて「鉄路の音」が街に響き、

そして日本国民が始めて鉄道に乗車した

153年前の遠い昔に想いを馳せてみましょう。