そこは山と海に囲まれた秘境駅。
人気アニメの聖地、そして徐福伝説の町へ
鉄道で旅に出かけましょう。

こんにちは!雨男です!
いつも「雨男が行く鉄道旅」を
読んでくださりありがとうございます(^^)
今回は、秘境駅に行く鉄道旅として
JR紀勢本線「波田須駅」を紹介します!

美しい海岸線と徐福伝説、
そして人気アニメの聖地である小さな町へ、
それではさっそく旅に出かけましょう!
秘境駅へ出かけよう!
〜三重県 波田須駅〜
●波田須駅について
今回訪れた波田須駅は
「三重県熊野市波田須町」に所在する
JR紀勢本線の駅となります。

波田須駅を出発するキハ25系
徐福伝説が残る波田須町に
波田須駅が開業したのは1961年、
熊野灘の海岸線にあり、
三方を山に囲まれた波田須駅は
駅の両端にはトンネル、
そして急な斜面と海岸線の狭間という
全国でも珍しい立地に駅がある事から、
紀勢本線屈指の秘境駅として
鉄道ファンの間で知られています。
駅ホームと眼下に広がる熊野灘


また、2013年に放送され、
現在も数多くのアニメファンを魅了する
TVアニメ「凪のあすから」において、
波田須駅や波田須町の風景が
同作品の舞台として登場した事から
アニメファンの聖地としても知名度があり、
全国の「凪あす」ファンが
聖地巡礼に訪れる玄関口でもありますよ!
YouTube公式より引用
それでは、今回はこの波田須駅にて
町の様々な場所を散策してきましたので
改めて読者の皆さんに紹介します!


歴史とアニメの聖地が入り混じる
波田須町の風景をお楽しみください(^^)
●波田須町を歩こう
徐福伝説のルーツ「徐福の宮」
波田須町を散策するにあたり、
町のシンボルであり徐福伝説のルーツとなる
「徐福の宮」は外せないスポットです!
熊野灘と徐福の宮

町に残る徐福伝説について紹介すると、
かつて秦の始皇帝の命により到来した
「徐福」という人物から始まります。
秦の国から東方へと向かう途中、
台風により遭難した徐福は
偶然にもこの地に流れ着いたとされ、
窯を設け村人に焼物を伝えた他、
中国文明の様々な技術や知識を
当時の里人に授けたと言われています。
この事から、徐福が流れ着いたこの地は
秦国の人が住まう場所として
「秦住(はたす)」と記されるようになり、
町に伝わる「徐福伝説」として
今日の波田須という地名に繋がるそうです。
徐福の宮にある徐福伝説の紹介
そして、徐福伝説を今に伝える神社が
徐福の墓が合祀される「徐福の宮」です。
徐福の宮参道と境内


実際に、この徐福の宮では
「秦の貨幣」等の遺物が出土しており、
町には窯所や窯屋敷という地名も残ります。
徐福が上陸したという伝説、そして
或いは本当に波田須町の町並みや風景は
徐福の系譜から成るのかもしれませんね(^^)
波田須町の町並みと風景




鎌倉期の古道「波田須の道」
町の徐福伝説に触れた後は、
鎌倉時代の古い石畳が残る
「波田須の道」がオススメです!
波田須の道




「波田須の道」について紹介すると
熊野古道に属する伊勢路の一部であり、
鎌倉期に敷設されたとされる石畳は
伊勢路において最も古い部類に入ります。

また、土砂の流出を防ぐ「洗い越し」や
「猪落とし」と呼ばれる落とし穴など、
熊野古道に関連する当時の技術が
「波田須の道」に残されている事から
歴史遺産としても高く評価されており、
南側の入り口から北側まで約300mと、
私のようにふらっと観光に訪れた方でも
古道の雰囲気を堪能する事ができますよ!

ちなみに、波田須町内には
熊野古道に因んだ史跡も点在するので
興味のある方はぜひ探してみてくださいね!
古道の茶屋跡「おたけ茶屋跡」
江戸時代の巡礼道標 (左なち道と記載)
徐福茶屋
徐福の宮、そして波田須の道を回ると
そろそろ歩き疲れる頃合いになります。
そんな時は、近くにある
徐福茶屋さんに寄ってみましょう!

*店内撮影の許可を得ています

営業日は限られていますが、
女将さんが気さくに話しかけてくださり
地元住民の方とも交流ができました(^^)
そして何よりも、
自慢のテラス席では眼下に「徐福の宮」
そして熊野灘の絶景が一面に広がり、
波田須町のシンボルとなる風景を
ジュースや珈琲と共に楽しむ事ができます!
温暖期はブルーハワイも映えます(^^)
営業日はfacebookで確認できるので、
興味のある方はぜひ調べてみてくださいね!
アニメ「凪のあすから」の聖地
それでは、ここから先は
若い観光客が訪れるきっかけを生んだ
アニメ聖地としての波田須町を紹介します!
YouTube公式より引用
冒頭でも紹介しましたが、
人気アニメ「凪のあすから」において
熊野市周辺の風景がモデルとされており、
今回訪れた波田須町もまた
「凪のあすから」の聖地として、
多くのファンに知られている場所です!
例えば、今回訪れた波田須駅も
アニメの作中に登場した舞台の1つであり、
今は閉校となった「旧波田須小学校」、
そして「天女座さんの案内板」といった
波田須町の風景が作中に登場しました(^^)
波田須駅ホーム


旧波田須小学校
(アニメでは波路中学校として登場)
*敷地内に入る許可を得ています。

天女座さんの案内板


「凪のあすから」のファンにとって
まさに歓喜と言える人気の場所が、
この天女座さんの案内板があるT字路です!
実際に、この場所を訪れると
まさにアニメのオープニングで流れる
人魚座の看板がある風景そのものであり、
ファンにとって「塩水あります」と
書かれた看板が更に嬉しいで光景ですね(^^)
そして、
この案内板に書かれている天女座さんは
「凪あす」ファンのメッカとなる場所です!
天女座

店内には凪あすグッズがずらりと並び、
またアニメの事を知らない方でも
絶景と共にお料理を楽しむ事ができます(^^)
天女座さんの店内と塩サイダー


店内に並ぶ「凪あす」グッズ



今回、波田須に訪れた日は定休日であり、
残念ながら再訪は叶いませんでしたが、
以前に訪れた際は、
たくさんのグッズを見せてくださり、
本当に楽しい時間を過ごす事ができました!
「凪あす」に想いを馳せたい方、
そして町の絶景とお料理を楽しみたい方は
ぜひ天女座さんに足を運んでみましょう(^^)
●最後は町のビュースポットより
紀勢本線屈指の秘境駅
「波田須駅」での旅はいかがでしたか?
鉄道ファンにとっては秘境駅として、
そしてアニメファンにとっては聖地と
波田須町には魅力的な場所が点在します(^^)
また、町のルーツとなる徐福伝説や
熊野古道の歴史を肌で感じる事ができ、
歴史文化が好きな方にもオススメですよ!

それでは旅の最後になりますが、
まだまだ見所がたくさんある町の風景を
スクラップブック形式で紹介します!
明日きっと旅に出たくなる、
そんな波田須町の風景をお楽しみください。
波田須駅 駅前より
波田須神社


波田須町の棚田と、
高台から駅へと続く小道


町の小道は至る所に辿り着きます。
波田須町の猫ちゃん


最後は、徐福の宮より
美しい海岸線を駆ける紀勢本線の列車で
秘境駅を旅する今回のブログは終わりです。
海岸線を駆ける特急「南紀号」HC85系
紀勢本線の普通列車キハ25系
おそらく今回の旅で、
一番のベストショットがこちらです(^^)
熊野灘と眼下を走る特急「南紀号」
興味のある方はぜひ、
美しい海岸線と歴史や伝説、
そして「凪あす」の世界が広がる
人気アニメの舞台となった波田須町へ。
秘境駅に旅へ出かけてみましょう(^^)

今回のブログはここまでとなります!
読んでくださりありがとうございました(^^)
また次回の鉄道旅もお楽しみに!
●波田須駅アクセス
今回訪れた波田須駅は
松阪駅より新宮方面の列車で約3時間、
新宮駅より尾鷲方面の列車で約40分です!
また、交通系ICカードは使用できず、
駅前にトイレは一応ありますが
あまり期待しない方が良いかもです。。。
ちなみに、
波田須駅には到着しませんが、
特急列車が停車する熊野市駅より
コミュニティバスが町内を運行しますので、
良ければそちらも参考にしてくださいね!
●観光情報
波田須町 (観光三重)
https://www.kankomie.or.jp/report/1101
徐福茶屋 (公式facebook)
https://www.facebook.com/KUMANOHADASU/?locale=ja_JP
天女座オフィシャルサイト
アニメ「凪のあすから」
画像引用元
余談ですが、
私は今でも「美海ちゃん」推しです(^^)