島根県が誇る「山陰の名風景」
海辺の町と、美しい日本海を眺める
山陰本線の鉄道旅へ出かけよう!
こんにちは!雨男です!
いつも「雨男が行く鉄道旅」を
読んでくださりありがとうございます(^^)
今回は、
JR山陰本線で行く島根県の鉄道旅、
「出雲市ー益田」間の風景を紹介します!
出雲市駅
「神話の国」の出雲市駅から、
石見三田と呼ばれる
「大田市・浜田市・益田市」へ、
山陰本線の美しい風景を旅する
鉄道旅へ出かけましょう!
鉄道旅へ出かけよう!
~JR山陰本線 (出雲市~益田) ~
●出雲市駅→大田市駅
~神話の国から世界遺産の町へ~
それでは出雲市駅を出発して、
島根県の「海辺の町」を巡る
山陰本線の鉄道旅を始めましょう!
今回は出雲市駅から
「浜田行」の列車に乗車して西へと進み、
浜田駅に到着後は、
「益田行」の列車に乗り換えて
島根県西部にある益田駅を目指します(^^)
普通「浜田行」キハ120系
それでは出雲市駅より
山陰本線の鉄道旅へ出かけましょう!
出雲市駅を出発!(車両後部より撮影)
神戸川
あの大物歌手も訪れた「小田駅」
山陰本線が開業した際の
当時の終着駅がこの「小田駅」です。
一見すると普通の無人駅ですが、
駅名と姓名が同じであることに由縁して
歌手の小田和正さんが
ライブビューイングで「小田駅」を
訪れたことでこの駅が知られました!
小田和正さんの聖地として
今でもファンが訪れるそうですよ(^^)
この小田駅を過ぎると
美しい日本海の景色が広がります!
目の前に海が広がる「田儀駅」
田儀川
この田儀川を渡り、程なくすると
「住みたい田舎ベスト1位」にも選ばれた
島根県大田市へ入ります!
島根県大田市へ!
そして出雲市駅から約50分、
石見三田の1つである大田市の中心駅
「大田市駅」に到着します!
大田市駅
大田市駅に停車する
「特急 スーパーおき号 (キハ187系)」
この大田市駅は
世界遺産にも登録されている
「石見銀山」の玄関口となる駅です!
その他にも「神話の地」として知られる
「三瓶山」への観光客も訪れることから
県内屈指の観光地となる駅ですよ!
また、大田市駅に訪れた際は
跨線橋の「門柱」に注目です!
大田市駅にある跨線橋には
明治23年(1890年)に神戸で製造された
国内最古の鋳鉄製門柱が使用されています
「帝国鉄道庁」という文字を見ると
とんでもない歴史を感じますね(^^)
そしてこの跨線橋もまた、
大正時代の駅開業より
100年以上の歴史を誇ります!
大田市駅に訪れた際はぜひ、
日本最古の門柱と歴史ある跨線橋に触れて
開業当時へ思いを馳せてみましょう(^^)
*本当は跨線橋の入口にある
大きな門柱を撮影したのですが、
スマホの不具合により消滅しました🥲
●大田市駅→浜田駅
〜海辺の町を巡る鉄道旅〜
それでは大田市駅を出発して
再び海岸線の景色を眺めましょう!
強そうな名前の「五十猛(いそたけ)駅」
駅名は日本神話に登場する
「五十猛命」に由来するそうですよ!
五十猛駅を出発すると、
世界最大の砂時計がある仁摩町の駅
「仁万駅」に到着します!
この仁万駅から徒歩10分の場所に、
世界最大の砂時計「1年砂時計」がある
「仁摩サンドミュージアム」があります!
その他にも、石見銀山の最寄駅であり、
バスも運行されていることから
隠れた玄関口としても知られていますよ!
仁万駅を過ぎて程なくすると、
車窓に大きな海岸が見えてきます!
この美しい海岸は
「琴ヶ浜」と呼ばれる海岸で、
国の天然記念物にも指定されています!
この「琴ヶ浜」が見えてくると
私が個人的にお気に入りの駅である
「馬路(まじ)駅」に到着です(^^)
琴ヶ浜の町「馬路駅」
馬路駅を通過する
「特急 スーパーまつかぜ号 (キハ187系)」
ちなみに私が馬路駅を推す理由は
何と言ってもこの駅看板です 笑
山陰のこんな小さな田舎駅に
こんなユニークな看板があるなんて、と
感動したことを今でも覚えています!
いつか機会があれば
この看板から顔を出したいですね(^^)
そして、
看板に紹介されている「琴ヶ浜」は
駅の目の前に広がっています!
美しい砂浜と田舎町がある馬路で
1日を過ごしてみたいものです(^^)
馬路駅を過ぎると海岸線を離れ、
山陰地方の温泉地として有名な
「温泉津(ゆのつ)町」を通ります
日本屈指の温泉地「温泉津駅」
温泉津町にある温泉津駅は
石見銀山と共に世界遺産に登録されている
「温泉津温泉」の玄関口となります!
温泉津温泉は、
日本温泉協会が制定する評価基準6項目
全てオール5で評価された名湯ですよ♨️
温泉津駅を出発すると、
二駅先にある黒松駅の手前で
大田市から「江津市」に入ります!
江津市 最初の駅「黒松駅」
駅の近くには「黒松海岸」があり、
海岸線に並ぶ風車が印象的でした!
その後は海岸線と内陸を交互に進み、
中国地方最大の一級河川である
「江の川」を渡ると江津駅に到着します!
江の川 (別名 中国太郎)
江津(ごうつ)駅
かつてこの江津駅から広島県三次駅まで、
江の川に沿って「JR三江線」が営業してい
ましたが、
2018年に三江線が廃止となり
現在は山陰本線のみの駅となりました。
ちなみに余談ですが、
江津駅は高校の教科書「地理A」にて
「東京から1番遠いまち」として
過去に紹介された場所でもあります 笑
これを逆手に取って、
江津市では「東京から1番遠い」を
売りにしているそうですよ(^^)
江津駅を出発後は内陸寄りを進み、
田園風景から住宅地の風景へと
車窓に映る景色が徐々に変化します!
その後、一際大きな市街地に入ると
間もなく「浜田駅」に到着となります!
残念ながら、
浜田駅にて列車の乗り換えがあったので
ホームでの撮影ができませんでした。
●浜田駅→益田駅
〜山陰本線から絶景を眺めよう〜
浜田駅より先は
「益田行」の列車に乗って
再び山陰本線を更に西へと進みます!
車窓より眺める浜田駅周辺の風景
そして浜田市の市街地を過ぎると、
この先の益田駅までの約1時間は
日本海の美しい風景を堪能できます!
初音ミクの聖地「折居駅」
この折居駅もまた
一見すると小さな無人駅ですが、
初音ミクの楽曲である「少女レイ」の
ミュージックビデオに使用されたことで、
一躍ファンの聖地となった駅です(^^)
日本海の側に佇む小さな無人駅は
今では初音ミクの聖地として賑わい、
遠方からもファンが訪れるそうですよ!
山陰本線 最高のハイライト
~島根県が誇る日本海の黄昏風景~
初音ミクの聖地である折居駅を過ぎる頃、
車窓に映る日本海に夕日が沈み始めます。
実は益田駅の到着時刻と、
日没の時刻を合わせることで
この辺りから最高の絶景が広がります!
それでは山陰本線のハイライトへ、
島根県が誇る日本海の名風景を
どうぞお楽しみください(^^)
山陰本線の黄昏風景 (折居駅→益田駅)
日本海にゆっくりと日が沈み、
車窓に益田市の市街地が見えてくると
終点の益田駅に到着します。
益田駅
出雲市駅を出発してから約3時間半、
この益田駅の到着をもって、
出雲市駅より続いた山陰本線の鉄道旅が
終了となります(^^)
●最後に
JR山陰本線で行く、
「神々の国、島根県を眺める鉄道旅」は
いかがでしたか??
大きな車窓に広がる
山陰地方の美しい日本海、
そして海辺の町や田園風景など、
島根県を走る山陰本線には
日本の美しい原風景が広がっています(^^)
また、今回紹介したのは
普通列車での鉄道旅となりますが、
特急列車に乗車することで、
出雲市駅から益田駅まで
約2時間で移動することができます!
山陰本線 特急列車(キハ187系)
山陰地方の景色や町並みを
ゆっくり楽しみたい方は普通列車、
車窓風景と合わせて、
「石見銀山」等の観光地を楽しみたい方は
特急列車がそれぞれオススメです(^^)
島根県の海岸線に広がる小さな町並みと
広大な日本海の風景を眺める鉄道旅へ、
ぜひ皆さんも機会があれば
山陰本線で旅をしてみましょう(^^)
今回のブログはここまでとなります!
読んでくださりありがとうございました(^^)
また次回の鉄道旅もお楽しみに!
JR山陰本線
「米子ー出雲市」間の車窓風景を
こちらで紹介しています!
良ければご覧ください(^^)