2015年 撮影
こんにちは!雨男です☔️
アクセス数がたくさん増えて嬉しい限りです!
数あるブログの中から当ブログを見つけてくださりありがとうございます😊
今回は
来年に本州から引退予定の
「381系 国鉄型特急車両」を振り返ろうと思います!
子どもの頃の家族旅行や修学旅行、
そして大人になっての旅の思い出
あの頃に乗った懐かしい国鉄型特急の記憶をいま一度、思い出しませんか?
381系が関西圏から引退した2015年の写真となりますが良ければ最後まで見てくださいね(^^)
「簡単な紹介」を読んでくださるとこの先の内容が分かりやすくなります。
381系車両の簡単な紹介
日本初の「振り子式特急型車両」
曲線区間に進入した際に車両を傾斜させて遠心力を緩和し、カーブを高速で通過できる車両として1973年にデビューします。
「自然振り子式」車両
381系は「自然振り子式」の車両です。
車体に作用する遠心力で車体を傾けるのでカーブに進入してから車体が傾斜します。
「自然振り子式」のデメリット
「少し遅れてやってくる傾き」等といった、自然では起こらない不安定な挙動を不快に感じる事で「乗り物酔い」が起こりやすいと言われています。
関西で活躍した381系車両
(2015年10月30日 営業運転終了)
関西と南紀を結ぶ名門特急「くろしお 」
関西で381系運用と言えば阪和線や紀勢線を走行する特急「くろしお」でした。
京都・新大阪~白浜・新宮間を運行
381系 パノラマグリーン車
一緒に撮影していたこの子たちも
今では小学校の高学年くらいかな?
「くろしお」が走行する紀勢線は海岸線に沿うような路線なのでカーブの区間が多く、「自然振り子式車両」であるメリットを最大限発揮できました。
しかしこの「自然振り子式」が時にはデメリットとなりカーブが連続する紀勢線内では揺れが激しく、乗車中に気分が悪くなる人がたくさんいた事から、、、
俗称「げろしお」と呼ばれ愛された車両でもあります 笑
エチケット袋も用意されてました。
乗り心地は決して良くはなかったですが、
あの車体の揺れが懐かしく感じます(^^)
2012年に新型特急車両287系の導入により一部の381系は置き換え対象となります。
287系 パンダ車両
「振り子式」が搭載されてない新型車両になった事で車内での快適な移動が約束され
新大阪から新宮までの所要時間は
10分~15分程度遅くなりました!
あえて、もう一度言います。。。。
遅くなりました!
置き換え対象となった381系はこの後に「振り子式」を封印し関西と北近畿を結ぶ特急車両へと転用されます。
くろしお時代の車番の跡(右)
転用後の新しい車番(左)
転用後の北近畿へ向かう381系はこのように「くろしお」時代の名残が残っていました。
新たな新天地
北近畿で活躍した381系車両
京都と山陰を結ぶ観光特急「きのさき」
京都から城崎温泉を結ぶ特急列車といえば特急「きのさき」です!
京都~豊岡・城崎温泉間を運行
特急きのさき「城崎温泉」の方向幕は撮れずに終わりました。。
京都と天橋立を結ぶ観光特急「はしだて」
途中、福知山から先は京都丹後鉄道を経由し天橋立に乗り入れる特急「はしだて」
京都~天橋立間を運行
(京都丹後鉄道経由)の文字が良いですね!
この頃にはもうJR路線から私鉄路線に直通する国鉄型特急は絶滅危惧種でした。
国鉄型特急は車体の汚れが似合います!
あれから7年。。
私は気づいてしまった。。。
「まいづる」を忘れていた😱😱😱😱
大阪と北近畿を結ぶ特急「こうのとり」
ひと昔前は「北近畿」という名称でした
大阪~福知山・城崎温泉間を運行
時には丹波地域と大阪を結ぶ通勤特急
時には大阪と城崎温泉を結ぶ観光特急として運行される「こうのとり」は汎用性に優れた特急です。
JR西日本と京都丹後鉄道による北近畿の広大な特急ネットワークは
「北近畿ビッグXネットワーク」
という愛称で呼ばれていました。
以上が関西で活躍した381系車両です。
大阪や京都を発着する381系車両は関西の日常風景の1つでした。
2015年10月30日を最後に関西から全編成が営業運転から引退となり関西から381系が消滅しました。
そして時は流れ、、、来年2024年
いよいよ本州から381系が見納めです。
岡山と出雲国を結ぶ特急「やくも」
岡山から伯備線を経由し、山陰本線の出雲市を結んでいます
2010年に大規模な更新工事が行われ、全列車がゆったりした内装へ進化しました。
車内の設備や内装を改善し、快適な移動空間をアピールした「ゆったりやくも」として運行されています!
本州最後の国鉄型特急車両に乗るなら今のうちに乗りましょう。
今ならクリーム色の編成も走ってます😊
できれば「サイコロきっぷ」で出雲を当てたかった。(加賀温泉...)
私も「やくも」に乗りたいなぁ。。
いかがでしたか?
懐かしい国鉄型特急車両の記憶はよみがえりましたか?
特に381系「振り子式車両」の開発は複雑な地形が多い日本の鉄道路線での高速運転に大きな功績を残しました!
後に「自然振り子式」は改良され、データ情報から位置を特定しカーブに進入する前に車体を傾斜させる「制御振り子式」へと進化する事になります。
いろいろな運命を渡り歩いた列車でしたが、間違いなく日本の鉄道史に名前を刻んだ名列車です!
国鉄型の特急車両に乗車して
鉄道唱歌が流れた後の、車内に流れる遠い地名の車内放送が懐かしい思い出です。
「あぁ、今から遠い場所に行くんだな」とワクワクさせてくれるような車両でした!
特急車両の懐かしい思い出があれば、どんな内容でも大丈夫ですので良ければコメントで教えてくださいね!
ここまで読んでくださりありがとうございました😊
読者登録もお待ちしております!
おまけ
「サイコロきっぷ」で出雲市を当てた
381系初心者のみなさんへ
「やくも」乗車中に
車内で美味しい駅弁を食べたり、
読書したり、スマホを見たり、
等々、、
悪いことは言いません。
「できれば乗車中は何も食べず、乗り物酔いに繋がる事はしない方が良いです😓」
気づいた時には
「自然振り子式」の餌食となり目的地に着いた頃にはグロッキーな状態になります。
*乗り鉄でも酔います。
「くろしお」の俗称が「げろしお」なら
「ゆったりやくも」は「ぐったりはくも」
として愛されてる車両です。
乗車中もし気分が悪くなれば洗面所に
「エチケット袋」が用意されていると思いますのでお気をつけください。
ですがこの車両の揺れが乗り鉄にとっては堪らない揺れになります!
本州でここだけしか体験できませんよ!
冬場の伯備線は雪景色が綺麗な路線となり、新見から先の伯耆大山の辺りは車窓からそれはそれは見事な風景が見れます!
冬場の山陰方面の列車は雪の影響を受けやすいので交通情報に注意しつつ
本州最後の国鉄型特急車両での出雲の旅を楽しんでくださいね!