雨男が行く鉄道旅

~旅に出る日はいつも雨模様~

鉄道で絶景を見に行こう!~佐賀県 虹ノ松原駅~

 

広大な松原と海を望む絶景旅!

佐賀県が全国に誇る絶景を眺める

鉄道旅に出かけましょう!

 

こんにちは、雨男です!

いつも「雨男が行く鉄道旅」

読んでくださりありがとうございます(^^)

 

今回の絶景を眺める鉄道旅は

佐賀県より「虹ノ松原駅」を紹介します!

自然溢れる小さな無人駅へ、

それでは絶景旅へと出かけましょう!

 

 

鉄道で絶景を見に行こう!

~佐賀県 虹ノ松原駅~

 

 

今回紹介する「虹ノ松原駅」は

「佐賀県唐津市鏡虹町」に位置する

JR筑肥線の小さな無人駅です。

 

JR筑肥線「虹ノ松原駅」

 

佐賀県の唐津湾沿岸にある

この小さなローカル駅を

ご存知の方は少ないかもしれませんが、

 

日本の観光地や地理に詳しい方でしたら、

「虹の松原」という文字を見て

ピンと来るかもしれません(^^)

 

実は、この「虹の松原」は

「三保の松原・気比の松原」と並ぶ

日本三大松原の1つに数えられる場所です

 

電車を降りて駅を出ると、

国道に沿って広がる美しい並木道が

旅人を温かく出迎えてくれますよ(^^)

 

虹ノ松原駅前の並木道

佐賀県の小さな駅には

実はこのような景色が広がっています!

 

それではここで、

「虹の松原」について少し紹介します!

 

 

●虹の松原について

 

 

佐賀県に位置する「虹の松原」は

唐津湾に沿って全長約4.5km、

幅約500mにわたって広がる松原です!

 

歴史を遡ると、、、

 

江戸時代に初代唐津藩主である

「寺沢志摩守広高」が海岸線にクロマツを

植えたことが始まりとされています!

 

今では約214haにも及ぶ広大な面積に

約100万本のクロマツが群生している

と言われており、

 

静岡県「三保の松原」

福井県「気比の松原」と共に

日本三大松原の1つに数えられています!

 

「虹の松原」の松林

この自然美に富んだ「虹の松原」は

佐賀県唐津市を代表する

「景勝地」として知られています!

 

また、日本三大松原の中で唯一、

「国の特別名勝」にも指定されており、

 

唐津市における「観光のシンボル」に

なっているそうですよ!

 

それでは

説明もほどほどに、

 

今回はこの「虹の松原」を眺望する

最高の場所を皆さんに紹介します(^^)

 

●鏡山展望台へ行こう

 

 

虹ノ松原駅よりタクシーで約15分、

「虹の松原」を眺望する最高の場所が

鏡山にある「鏡山展望台」です!

 

駅の後方に見える鏡山

鏡山展望台

 

標高284mの鏡山より望む絶景は

「唐津湾」や「虹の松原」のみならず、

運が良ければ壱岐島も見えるそうです!

 

それでは鏡山展望台より見下ろす、

「虹の松原」の絶景をご覧ください(^^)

 

展望台より眺める絶景

眼下に見下ろす美しい唐津湾と

まるで虹の弧を描くように広がる松原。

 

海と松原が織り成すこの雄大な風景こそ

唐津市が全国に誇る絶景です(^^)

 

また、目線を市街地に向けると

松浦川の河口付近に築上された

「唐津城」も眺めることができます!

展望台を訪れた際は、

河口付近に見える天守閣に注目ですよ!

 

ちなみに海の反対側には、松浦川に沿って

唐津市の田園風景が広がっています!

緑溢れる田園風景の眺望もまた、

心が浄化されるので良きですね(^^)

 

 

これだけの絶景を眺望できる

鏡山展望台ですが、残念ながら

タクシー以外の移動手段がありません。

 

「虹ノ松原駅」より

片道2000円前後の料金となりますが、

絶対に行って後悔はしませんよ(^^)

 

日本三大松原の1つ「虹の松原」を

最も美しく眺望できる鏡山展望台へ、

ぜひ足を運んでみましょう!

 

 

●最後に

 

 

展望台の景色はいかがでしたか?

 

タクシーで山を降りると、

あとは電車に乗って出発するだけです。

 

ですが、最後にもう1つ

とっておきの場所を見つけたので

楽しい鉄道旅の思い出に紹介します!

 

国道347号線(虹の松原線)

駅より道路を真っ直ぐ進んだ先にある

「こども園」の付近から松原へと入り、

海岸線へと向かいます。

 

白砂青松の風景

海へと続く隠れ小道

 

さぁ、それでは松原に隠された

扉を抜けて海岸線へと出ましょう!

 

 

広大な松原を抜けた先には、

まるで映画のワンシーンのような

素晴らしい絶景が広がっていますよ(^^)

 

唐津湾の絶景

鏡山展望台より眺望した

唐津湾の美しい風景が一面に広がります!

 

また、この辺りは「松浦潟」と呼ばれ

遠浅の海岸が続いている場所です。

 

1961年(昭和36年)に

唐津の地を訪れた「昭和天皇」

この美しい松浦潟の風景を詠み、

 

鏡山展望台にある昭和天皇の歌碑には

このように記されています。

 

昭和天皇 歌碑

はるかなる 壱岐は霞みて 見えねども

渚美くし こ乃松浦潟

 

和歌を詠まれた当時と比べると

おそらく辺りの風景は変わったのかも

しれません。

 

しかし、今も昔も変わらず

壱岐島は霞んで見えないけれど、

美しい松浦潟は健在ですね(^^)

 

駅より徒歩15分程ですが、

昭和天皇も絶賛したこの美しい海岸を

鉄道旅の思い出にどうでしょうか

 

 

海岸線に広がる広大な松原と

宝石のように輝く美しい唐津湾、

そして全てを堪能できる鏡山展望台、

 

唐津市の小さな鉄道駅には

人の心を動かすような絶景があります。

 

九州旅行の際にはぜひ、

JR筑肥線「虹ノ松原駅」

皆さんも鉄道旅に出かけてみましょう(^^)

 

今回の鉄道旅はここまでとなります!

読んでくださりありがとうございました!

 

 

●虹ノ松原駅アクセス

 

 

博多駅より虹ノ松原駅までは

「約1時間20分程度」となります

 

JR博多駅より

福岡市地下鉄空港線に乗り換えて

「筑前前原行」の列車に乗車します!

 

姪浜駅より先は

地下鉄線からJR筑肥線へと直通します。

 

筑前前原駅に到着後は

「西唐津 又は唐津行」の列車に

乗り換えると虹ノ松原駅に到着できます!

 

あくまで参考ルートとなりますので、

必ず移動経路を調べてから行きましょう!

 

また、

駅前にタクシー乗り場はありません!

 

鏡山展望台へ行く際は

前もって虹ノ松原駅前にタクシーの

配車手配をすることをオススメします(^^)

 

*今回使用したタクシー

 

昭和タクシー

http://showa-bus.jp/taxi/taxi.html

 

鈍行列車での鉄道旅となりますが

美しい風景を楽しんできてくださいね(^^)