雨男が行く鉄道旅

~旅に出る日はいつも雨模様~

キュンパスで行く「東北鉄道旅②」2024年3月

 

こんにちは!雨男です!

いつも「雨男が行く鉄道旅」

読んでくださりありがとうございます(^^)

 

今回は、前回の続編となる

キュンパスで行く「東北鉄道旅②」

なります!

 

前回のブログをまだ読んで無い方は

良ければ、先ずはこちらを御覧ください!

ametetsu.com

 

 

それでは岩手県「釜石駅」より、

鉄道旅の続きを始めましょう(^^)

 

 

「東北鉄道旅」へ出かけよう!

 

 

2024年3月13日

 

 

④三陸鉄道リアス線
釜石駅(14時12分)→宮古駅(15時32分)

 

 

普通「宮古行」釜石駅 

三陸鉄道「あまちゃん列車」

三陸鉄道の沿線である岩手県久慈市は

「あまちゃん」のロケ地になりました!

 

今回はこの「あまちゃん列車」で

釜石駅から宮古駅まで向かいます!

 

釜石駅を出発!

 

それでは海岸線に入る前に、

「三陸鉄道」について少し紹介します!

 

三陸鉄道とは、

東北の観光名所である「三陸海岸」の

海岸線に沿って路線があります!

 

三陸鉄道 各路線

 

北リアス線「久慈駅~宮古駅」

リアス線「宮古駅~釜石駅」

南リアス線「釜石駅~盛駅」

 

以上の3路線を総称して

「リアス線」と案内されています!

 

海岸線を走行する三陸鉄道は、

2011年に発生した東日本大震災により

沿線を含め甚大な被害を受けましたが、

 

その後、奇跡とも言える復旧工事を経て、

震災発生から8年後の2019年3月に

悲願の全線復旧を成し遂げました!

 

2度と復旧できないと言われた沿線に、

線路があるだけでも奇跡の光景です!

 

また、全線復旧の際に

JR東日本から山田線「宮古~釜石」間が

三陸鉄道に移管されたことで、

 

三陸鉄道の営業距離は「163km」となり

第三セクターの鉄道会社としては

日本一の路線距離となりました!

 

以上が「三陸鉄道」の紹介となります!

 

ちなみに三陸鉄道の車内には

名物の「鮭」やラグビーボールの形をした

お洒落なつり革があります!

このような珍しい車内設備も

ローカル線の醍醐味ですね!

 

それでは短い区間ですが、

三陸鉄道の沿線風景を眺めましょう!

 

 

三陸鉄道 沿線風景

 

 

目の前に広がる三陸の青い海!

珍駅名「吉里吉里駅」

 

 

映画「すずめの戸締まり」聖地

 

 

沿線である「山田町織笠」は

映画「すずめの戸締まり」に登場した

主人公「鈴芽」の生まれ故郷のモデルです

 

織笠駅に近付くと、

車窓からは作中に登場した風景を

眺めることができますよ(^^)

 

織笠駅付近

 

山田湾

織笠川水門

織笠駅

山田湾防潮堤

「すずめの戸締まり」の聖地へは、

三陸鉄道で「織笠駅」に訪れましょう!

 

 

山を抜け、宮古駅へ

 

 

陸中山田駅

陸中山田駅を過ぎると、

宮古駅まで山間部を走行します!

 

山間部の風景

奇跡の「津軽石駅」

津軽石駅の駅舎は

古くから残る「木造駅舎」です。

 

震災時、この津軽石駅では

津波によって停車中の列車(2両編成)が

流される等の大きな被害が出ました。

 

しかし、津軽石駅の小さな木造駅舎は

津波に流される事なく耐え抜き、

 

各地で多くの駅舎が流失倒壊した中で、

浸水しながらも無事だったことから

「奇跡の駅舎」と呼ばれています!

 

 

この津軽石駅を過ぎると

間もなく終点の宮古駅です!

 

 

ほんの僅かな区間でしたが、

三陸鉄道の風景はいかがでしたか?

 

沿線風景をいくつか紹介しましたが、

確かにここで大変な災害が発生したことを

意味する風景もありました。

 

更地と巨大な堤防

津波を防ぐ巨大な水門

日本中が混乱したあの日から13年、

 

未だに災害の爪痕は残りながらも

三陸の海岸線には青い海と港町、

そして三陸鉄道の線路が確かに存在し、

 

車窓には、震災からの復興を歩む

「三陸の美しい風景」がありました!

 

いつか機会があれば、今度は

三陸鉄道を「全線乗車」してみたいです!

 

 

閉伊川を渡ると宮古駅に到着!

宮古駅(15時32分)

三陸鉄道に乗車するのは宮古駅まで!

宮古駅からは「JR山田線」に乗車して

盛岡駅へと向かいます!

 

鉄道旅はまだまだ続きますので、

もう少しだけお付き合いください(^^)

 

 

⑤JR山田線
宮古駅(15時54分)→盛岡駅(18時21分)

 

 

普通「盛岡行」キハ110系

 

JR山田線について

 

JR山田線は「閉伊街道」に沿って

「盛岡駅~宮古駅」を結ぶ路線です!

 

震災前のJR山田線は

「盛岡~宮古~陸中山田~釜石」間を

結ぶ路線であり、

 

「山田町」を通ることに由来して、

JR山田線という路線名でしたが、

 

震災から復旧の際に

山田線「宮古~陸中山田~釜石」間が

三陸鉄道へと移管されました。

 

これにより、由来である「山田町」を

通らない路線となりましたが、

 

現在でも路線名には

「山田」という名前が使用されています!

 

以上が山田線の簡単な紹介となります!

 

 

それではJR山田線で

宮古駅から盛岡駅へ向かいましょう!

 

 

JR山田線 沿線風景

 

 

閉伊川に沿って海岸線から山間部へ!

写真でも伝わると思いますが、

JR山田線の大部分は山間地帯です!

 

建設当時、人口が少ない過疎地に

鉄道を敷くことを反対する意見が

多数あったそうで、

 

当時の首相であった原敬に

「人間よりも山猿を乗せるつもりか!」

帝国議会で非難した議員もいたそうです。

 

今だからこそ、

ちょっと笑える話ですね 笑

 

そんな逸話が残る山田線では

想像以上に列車がゆっくりと走行します!

 

体感速度は「原チャリ」程度、

心地好いスピード感と走行音が

旅人を夢の世界へと導くようでした(^^)

 

山田線の秘境地帯へ!

名風景「大峠ダム」

 

そして列車は

宮古市と盛岡市の境界「兜明神岳」へ

 

宮古市から盛岡市へ!

区界(くざかい)駅「兜明神岳」

 

名風景  区界高原「兜明神岳」

山頂部の岩塊が武将の「兜」に似てる

ことが名前の由来となったそうですよ!

 

この「区界駅」を境に

列車は宮古市から盛岡市へと入り、

盛岡駅へ向けて坂を下ります!

 

残念ながら、この辺りで

車窓が真っ暗となりましたので

沿線風景の撮影は終了となります!

 

最後に1つ、耳よりな情報として

 

JR山田線は秋の紅葉シーズンでは

知る人ぞ知る「紅葉路線」として

人気のローカル線でもあります!

 

気になる方はぜひ、

JR山田線に乗車してみましょう(^^)

 

盛岡駅(18時21分)

 

ここから先は東北新幹線に乗車し、

新青森駅を経由して弘前駅へと向かいます

 

眠気が限界だったので、

この先の写真はほとんどありません!笑

 

 

⑥東北新幹線「はやぶさ35号」
盛岡駅(18時37分)→新青森駅(19時37分)

 

 

新青森駅

新青森駅コンコース

青森市では「ねぶた祭り」、

弘前市では「ねぷた祭り」です!

 

⑦奥羽本線
新青森駅(19時50分)→青森駅(19時56分)

 

 

青森駅

 

⑧奥羽本線
青森駅(20時45分)→弘前駅(21時30分)

 

 

普通「弘前行」701系

 

新大阪駅を朝6時に出発して約15時間、

一日目の目的地となる弘前駅に到着です!

 

弘前駅

青森県弘前駅に到着したことで、

キュンパスで行く「東北鉄道旅」

一日目の行程が無事に終了しました!

 

自分で言うのも何ですが、

改めて思い返すと恐ろしい行程ですね!

これぞ楽しい「地獄の鉄道旅」です(^^)

 

一日目はこれにて終了となります!

次回より始まる「東北鉄道旅2日目」 も

良ければまた見にきてくださいね!

 

ここまで読んでくださり、

ありがとうございました!

 

また次回の鉄道旅もお待ちしてます(^^)

 

 

東北鉄道旅 2日目はこちら!

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